冬は１年の中でも特に肌や髪の毛など乾燥が気になる季節です。
オイルやクリームを塗ることも保湿ケアとしてとても大切ですが、肝心な体の中がカラカラの砂漠状態では大変。
コーヒーや緑茶、甘いジュースなどはあくまでも嗜好品です。水分補給のベースは水にして潤う体を目指しましょう。

■健康を保つ為に大切な水分補給
私達の体の約６割は「水」で出来ています。
その為水での水分補給は体を健康に保つ為にもとても大切。
血液や細胞の中、骨の中にも水はあります。
この体内の水分が栄養素や代謝物(老廃物)を運んでくれることで私達は健康に生きていられということです。
その為体には一定の水分量が必要になります。

こんな経験はないでしょうか？喉が渇いたのに飲み物がなくてすぐに水分が取れない。またはそういう状況でないなど。
結構限界までくるとクラっとしたり気分が悪くなったりしますよね？
実際にわずか２％の水分を失うだけで、ぼんやりとしたり、食欲減退、体調不良に繋がるそうです。

■１日にどのくらいの水分を摂ったらいいの？
成人が１日に排出する水分量は約２．３リットルだそうです。
・尿や便で約１．３リットル
・呼吸や皮膚を通して約１リットル
この排出分の約２．３リットルを摂取する必要があるそうですが、実際食事からも約０．６リットルくらいの水分は摂れているそうなので、約１．５リットルを意識的に水分補給出来るといいそうです！

■摂取量と排出量のバランスが崩れると・・・
脱水症状や、熱中症を引き起こす。
反対に短時間での過剰摂取も内臓負担や消化不良、体のだるさを引き起こしてしまうので要注意です。

■おすすめの水の摂り方
１日に必要な水分量は約１．５リットル。
それを１回にコップ１杯程度(１５０～２５０ｍｌ)６～８回ぐらいに分けて飲むのが負担がなくおすすめです。

そして特に習慣づけたいのが目覚めの１杯と、寝る前の１杯。
朝は一番血液濃度が濃い為、脳梗塞や心筋梗塞にもなりやすいと言われているそうです。それらの予防の為にも朝と寝る前の１杯は体の負担が少ない常温の軟水がベスト。
また運動中やお風呂上りは、汗と共に出ていってしまうナトリウムやカルシウムを補える硬水を摂ることで血液循環が整うそうですよ。

お水を飲むタイミングや軟水、硬水の上手な使い分けで巡りの良い体を作っていきましょうね。