アリュメール通信
塩と健康 [千葉・幕張店]
先日、ずっと気になってた塩専門店に行ってきました。
よく目にする塩はもちろんの事、トリュフ塩やワイン塩といった世界の塩や牡蠣塩や酒粕塩といった国内でも珍しい塩まで、幅広く扱っていました。
ところで!!
この『塩』って、体への作用はどうなんでしょう・・・?
塩分の摂り過ぎは良くない、味付けは薄めに・・・などよく耳にすると思いますが、塩分の何がきっかけでそう言われるようになったのでしょう?
塩は大きく分けると天然塩(自然塩)と精製塩(または食塩)の2つ種類があります。
天然塩・・・一般的に海水を天日干しするなど、昔ながらの製法によって作られている塩の事をさす場合が多い
精製塩・・・精製されカリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル分やにがりが殆ど取り除かれ、塩化ナトリウムの含有量が高い塩
精製された塩はダイレクトにしょっぱさを感じるのに対し、天然塩はミネラル分がそのままなのでそれほどしょっぱくなく、少し甘さを感じることもあります。
調べていくと『塩』は塩でも天然塩の方が精製塩よりも体への作用がある可能性が高いことがわかってきます。
《天然塩の体への作用として》
・不整脈を安定させる作用・血圧の調整や血糖値のバランス維持への大きな効果・骨や歯を丈夫にする
・基礎代謝をUP・免疫力UP・ホルモンの働きを助けるetc・・・
これらは、カリウム・カルシウム・マグネシウムなどのミネラル分の働きによって得られる効果の為、
そのミネラル分をほとんど取り除いている精製塩だと⇩
《精製塩の体への作用》
・高血圧(血中の塩化ナトリウム濃度が上がることで、身体が水分を欲し血液が増え血圧が上がる)
・動脈硬化になりやすい・心筋梗塞や脳梗塞にかかりやすくなる
健康の為にも、塩分を控える・・・のではなく、ミネラル豊富な天然塩を上手に取り入れていきたいものですね。
※ちなみに、減塩のしすぎは冷えを招く可能性も・・・
マグネシウムは代謝に深く関係しているので、不足すると冷えを起こす可能性大。
何事も適度に・・・ですね。