この冬に試してもらいたい香りの作用で、身体的にも精神的にも心地いい時間をすごそう！
仕事や家庭環境の変化などで気づかないうちにストレスを感じてしまうことがあります。それも慣れていくうちに、自分では気づかなくなってきます。
身体の不調がおきてしまう前に、自宅でもできるケアとして一番取り入れやすい「香りの作用」で、嗅覚から神経系にも影響し脳へのリラックス効果で
ゆったりした時間をすごしてみましょう！

冬のオススメ精油

○サンダルウッド・・原料が天然成分で植物や木材からとれます。日本ではビャクダンとも呼ばれることもあります。神社やお寺などで香りをかいだ事が多いであろう香りでお香の原料としても使われます。
集中力を高め邪念を払ってくれるので、ヨガなどの瞑想の時に使用すると効果的です。高いリラックス効果により、脳や神経系にも作用し頭痛や不眠ストレスの緩和にも期待が出来ます。
香りが停滞しやすく室内など使用すると、香りが残りやすいため長時間の使用には気をつけたほうがいいでしょう。好みの香りに調整することをお勧めいたします。

○ベチバー・・イネ科で根から抽出される精油。根からとれるだけあって、自然や大地を強く感じるので土や少し暗く湿り気を感じる香りにはなるかもしれませんが、この自然に触れる機会が減っている
今だからこそ感じられる新しい発見や刺激を感じられるのではないでしょうか。ホルモンバランスを整え消臭効果にも期待できます。さらには、害虫対策にも効果があるので玄関や窓のあたりに香りを使用した
ルームスプレーなどを用意しておくといいでしょう。

○ベルガモット・・柑橘系の果物で、少し苦味のある香り。アールグレイの香りにも含まれるためイメージはつきやすいかもしれません。
安眠効果や休息時間にピッタリです。リラックス効果を高めるためにも、夜の時間に使用するといいでしょう。照明をおとして、暖かい飲み物とともに香りを楽しむと精神的緩和もできそうですね。
ブレンドするのにもそんなに邪魔あうることがないので、少し柑橘を高めたければレモンやオレンジ、ラベンダーでさらにリラックス効果を高めることもできるので
お好きなブレンドを見つけるのも楽しいですね。

○ネロリ・・ミカン科でビターオレンジの花から抽出されるので、希少な精油の一種です。爽やかでスッキリとした香りで比較的なじみやすい香りであるため
化粧品や食品に含まれることも多いです。華やかで少し目の覚めるような爽快感があるため、お風呂などで身体を休めながら脳や身体のリフレッシュとして使用するといいですね。
妊娠中の不安定な時、気分を変えたい時にオススメです。

オススメの精油をご紹介しましたが、この精油を日常に取り入れるにあたって
気をつけて欲しいポイントがあるので、それを踏まえてぜひ、自分にあった使い方をしてみてください。

気をつけて欲しいポイント

精油を使用するときは、換気を行いながら使用しましょう。

香りを楽しみたいのももちろんですが、嗅ぎすぎると精油によっては身体に影響を与えて気分が悪くなってしまうことがありますので
室内に充満しすぎないようにしましょう。

精油原液を使用するときは、希釈をしましょう。

原液を使う時、特に肌や皮膚など身体に使用する時は特に気をつけましょう。浴槽などにも混ぜて使用できますが、大体5滴以下を目安にしましょう。
 

柑橘系の精油は光毒性に気をつけましょう。

光毒性とは、肌や皮膚に付着した状態で日光ひあたる事で、皮膚の炎症を起こしてしまうことがあるのです。
特に、グレープフルーツやベルガモットには気をつけましょう。
 

精油の使い方も様々で、今では既にブレンドされたアロマフレグランスやアロマキャンドルも数多くありますので
初めて使う方はそういったものから試してみるのもいいかもしれませんね！
自分にあった心地いい香りを見つけてみましょう。