アリュメール通信
マグネシウムのお話ー後編ー [大阪・淀屋橋店]
こんにちは♪淀屋橋店の森村です。
前回は、マグネシウムについて少しお話させて頂きました。
→前回の投稿「マグネシウムのお話ー前編ー 」
あまりピンとこない方もいらっしゃったかと思いますが、マグネシウムが不足しがちな私たち日本人は是非摂りたい栄養素なのです。
現代の日本人は、イライラやストレスを感じたりアルコールの飲みすぎ、白米やパン、お菓子を食べる機会が増えてきているのでマグネシウムが足りなくなっている傾向があります。
このような事や他の栄養素を摂りすぎてしまうとマグネシウムの吸収を妨げ、尿中から排出されてしまうと言われているからです。
他の栄養素で代表的なものが、カルシウムとリンです。
カルシウムは、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、リンは、加工食品や清涼飲料水が挙げられます。
これらは日々の食生活の中で取り入れる機会が多いのではないでしょうか。
では実際どれくらいの量を摂取するべきか、厚生労働省の2015年の情報によると1日のマグネシウム推奨量は、成人男性で340~370mg、成人女性で270~290mgとされています。
摂取する上でのポイント
マグネシウムは、カルシウムと協力して骨の形成や筋肉の収縮、血圧の維持などの生理作用を担っています。
どちらかが多すぎたり少なすぎたりしてもうまく働くことが出来ません。
健康な身体を維持するためのバランスは、カルシウム:マグネシウム=2:1の割合で摂取するのが望ましいとされています。
マグネシウムの2倍の量のカルシウムを摂取すると覚えておくといいかもしれませんね。
では、マグネシウムが多く含まれる食べ物を調べてみましたのでご紹介します。
豆類:納豆、きなこ、えんどう豆
海藻類:わかめ、こんぶ、ひじき、あおさ
魚類:いわし、あさり、干しえび、するめ
木の実・ナッツ類:くるみ、ごま、アーモンド、落花生、カシューナッツ
こんな感じでまとめてみました。
私たちの食生活が欧米化し、加工食品が身近にある中でなかなか取り入れるのは難しいと思います。
そこでおすすめなのが、純ココアです!
純ココアには440mgのマグネシウムが含まれているそうなので牛乳と混ぜて飲むとカルシウムと一緒に摂れるのでベストです。
後、テレビでも放送されていたのですがマグネシウムが多く含まれる食品の覚え方がありましたので紹介します。
そば・ばなな・のり・ひじき・まめ・ごこく・とうふ
まっ茶・ごま・わかめ・やさい・さかな・しいたけ・いちじく
こんぶ・かき・いも・なっとう・とうもろこし・くるみ
そばのひ孫と孫は(わ)優しい子かい?納得!と覚えるそうです。
これだと頭に残りやすいかもしれないですね。
是非参考にしてみてください(^^)/