リポ カプセルビタミンCMedical Supplement LYPO-C

原文：https://www.facebook.com/100000127633207/posts/3185521058128784/?d=n

武漢で見つかったウィルスは、いま「兵臨城下」（※危機的状況）にあります。
いまの私たちにできることは、マスク着用やきちんと手洗いを実施することであり、また症状のある人は自発的に医療機関に連絡し、他の人に感染させないことが大切です。
しかし皆さまは、このやり方には限界があることをどこかで感じられているかもしれません。 このウイルスに対する特効薬ができるまでは、やはり「自分の免疫機能を高める」ことで感染を避けるのが最も大切なことでしょう。
西洋医学には「どの薬でどう効率的に細菌/ウイルスを殺すか」を考えることが最も大切であるという伝統があります。「免疫力を高める」ことはあまり議論されておらず、この言葉はもっぱら薬を売るためにメディアで流れる広告の専売特許になっているようです。(無意識にも感じますが、)こうしたことは科学的な潮流にあるとは言えません。

しかし、私たちは「抗生物質が不足していた」とか「抗ウイルス薬が不足していた」から感染するのではありません。感染してしまうのはやはり、免疫システムが外来の細菌の侵入を防げなかったからです。「免疫力を高める」というのは簡単ですが、実際には科学的な根拠が多く含まれています。
それをできるだけわかりやすく説明するために、私たちはよく知られた栄養素である「ビタミンC」を例にします。自然界にある、このごくありふれた栄養素は、免疫システムを増強することに関して、とても重要な物質なのです。

人体の免疫システムは、先天性の自然免疫（非特異的免疫）と後天性の獲得免疫（特異的免疫）に分けられます。
例えば、ワクチンを打つとからだでは「抗体」がつくられます。
抗体は獲得免疫（後天性免疫）であり、「標的」と「記憶」を保持しています。
マクロファージ、ナチュラルキラー細胞など聞いたことがあると思いますが、これらは自然免疫（先天性免疫）であり、人体の防御の第一線で働き、同時に獲得免疫（後天性免疫）を起動させる過程で重要な役割を果たしています。

ビタミンCの作用メカニズムはとても多様で、自然免疫と獲得免疫の両方の免疫システムを同時に高めることが知られています。以下に、ビタミンCが免疫システムを高める20種類のメカニズムを紹介します。

【自然免疫（先天性免疫）】
1. インターフェロン(interferon)の産生を増加させる。
2. マクロファージの機能を高める。
3. マクロファージの産生する一酸化炭素(NO)の量を増加させる。
4. より多くのサイトカイン(cytokines)の産生をするよう白血球をサポートする。
5. ノイラミニダーゼ(neuraminidase)を抑制する。
6. ナチュラルキラー細胞を活性化する。
7. プロスタグランジンの産生を増加させる。
8. ｃGMPの濃度を増加させる。
9. 過酸化水素の産生を増加させる。
10. 抗酸化作用。
11. 抗ヒスタミン作用。
12. 粘液の溶解作用。
13. 抗生物質の作用を増強する。
14. 白血球中のビタミンCを増加させる。

【獲得免疫（後天性免疫）】
15. 細胞免疫(cell-mediated immune response)の反応を高める。
16. T細胞のアポトーシスを防止する。
17. T細胞の増殖を促進させる。
18. B細胞の増殖を促進させる。
19. 抗体の増殖を増強する。
20. ワクチンに対する反応を増強する。

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以上のビタミンCの技術的詳細（technical details）は、皆さまに少しでも知っていただければと記しました。では栄養素のように、自然免疫と獲得免疫のシステムを同時に向上させることができる薬は、この世界にあるのでしょうか？
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ありません。
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信じられないくらい不思議なメカニズムにみえませんか?
でも実は栄養学の世界ではごく普通のことなんです。
これは薬物とはメカニズムが異なっています。
薬物は通常「単一でパンチの効いた作用」があり、それは「増強」(agonist)または「阻害」(antagonist)というメカニズムに基づいています。効果は強いのですが、同時に少なくない副作用も伴います。

自然界のほとんどの物質は、一般的には、上述したように多様で包括的であり、過度に「増強」または「遮断」することはなく、身体の調整するこうした免疫システムのことを、一般的には「免疫調節」(immunomodulatory)と呼んでいます。

以上は作用のメカニズムについてお話したに過ぎません。
当然みなさんは、次のような疑問を持ちませんか。ビタミンCで治療に成功した例なんてあるのでしょうか？と。 私の回答は「たくさんありますが、どこからお話すれば良いでしょうか」です。

実はウイルスだけでも、HIV、エボラウイルス、脳炎ウイルス、肝炎ウイルス、ヘルペスウイルス、肺炎、小児麻痺ウイルス、インフルエンザウイルスなどの治療に成功した例が多く報告されています。

メディアでは、栄養素が無効であるという研究の紹介もたくさんみられますが、本稿の考え方とは対照的です。なぜなら、それらはもともと「失敗するようにデザインされた」（designed to fail）研究だからです。服用量が不足していたり、タイミングが間違っていたり、継続時間が十分でなかったり、さらにはそもそも本物のビタミンを使っていなかった、ということさえもあります。栄養素に関する知識が浅かった故に、こうしたことが起きてしまったのです。

私たちは今、ウィルスや細菌の突然変異のスピードがますます速くなっているという問題にも直面しています。それを克服して幸せになろうとするほど、彼らもますます強くなっていきます。今年のインフルエンザウィルスは去年のウィルスとは全く違うかもしれません。

毎年新しい敵が出現する状況では、それに怯えながら、長い間特効薬やワクチンの開発を待つしかないのでしょうか。逆に考え方を変えて、新しいやり方を取り入れるのはどうでしょうか。それはあなた自身の免疫力を向上させることを十分に理解し、それに向かって努力をしてみることです。

いま私たちが真剣に考えてみるべき、とても価値のあることではないでしょうか。