アリュメール通信
自宅で簡単!リンパマッサージ [大阪・淀屋橋店]
皆さま体調はいかがでしょうか。
自粛期間中ではありますが、少しでも美容や健康について何か発信できればと思いますので、ぜひこれからも読んでいただけたら嬉しいです!
さて、前回はリンパのしくみについてお話しいたしました。
美容と健康には欠かせない内容ですのでぜひご覧ください!
そして、リンパのしくみが分かれば自分でもマッサージをすることができます。
マッサージでリンパを流すと言われるように体内循環が正常に行われるためにはリンパの流れがスムーズでないといけません。
偏った食事、ストレス、運動不足や同じ体勢が続くとリンパの流れは悪くなり、疲れやすくなったりむくみも起きやすくなります。
お店でマッサージを受けていただくのはもちろん効果的ですが、忙しくてお店に行けない時や今まさに自粛中でお店を利用できない時のために自宅でも簡単にできるリンパマッサージを紹介したいと思います。
●行う時のポイント
・強く触らないこと
・手のひらの面を使って優しく行う
・密着を意識すること
マッサージなのでつい力や圧を入れてしまいがちですが、リンパは皮膚のすぐ下を流れているので、皮膚をさするだけでリンパの流れは促進できます。
強いマッサージは、筋肉のコリを揉みほぐす場合なので、ゴリゴリせずに手のひらの密着を意識して行って下さい。
●手順
リンパは、心臓に向かって流れています。
必ず心臓に遠い体の末端から、老廃物をキレイに処理してくれる主なリンパ節へ向かって行います。
主なリンパ節は、頸部、鎖骨、脇の下、お腹、そけい部、膝裏に集中しています。
1.首〜鎖骨
顎先から耳下腺(耳の下)まで顎の骨際を親指で撫でるように滑らせる。
首は、手のひら全体を使って耳下腺から鎖骨まで滑り流す。前、横、後ろ、全体的に。
鎖骨すぐ下を手のひらで脇下まで滑り流す。
2.腕、お腹
腕を斜め上に上げ、手のひらで手首から膝へ、膝から脇下へ流す。
お腹は、両手を下腹部にあて、おへそ周りを時計回りにさする。
その後、手のひらでおへその両側からそけい部(足の付け根)へ流す。
3.下半身
膝を立てて足首からふくらはぎ、膝裏へ流す。
前後太ももは、そけい部へ流す。(後ろはすくい上げるように)
そけい部を手のひらでコマネチのように往復して流す。
☆1〜3の手順で10〜20回行います。
通常10回、滞りを感じる部位は20回ほど行ってください。
●マッサージ効果
・むくみ、冷えの解消
・基礎代謝が上がる
・セルライト予防
リンパの流れがスムーズになると老廃物は早く処理され、むくみ低減につながります。
また、血液の流れも促進されるので、基礎代謝が上がり効率よくエネルギーを消費できるようになります。
セルライトは、むくみによって排出されずに体内に残ってしまった水分・老廃物が、脂肪細胞に付着してできるのでセルライト予防も期待できます。
行う場所は、お部屋やお風呂の中でもお好きな場所で大丈夫です。
リラックス状態で体が温まっている時の方が効果は得られやすいので、入浴中やお風呂上がりに行うのがおすすめです。
また、滑りを良くするために、ボディクリームやオイルを使用すると摩擦は起きにくくなり、自分の好きな香りであれば副交感神経が刺激され、リラックス効果が得られます。
普段の保湿ケアの際にリンパを意識しながら塗布してみてはいかがでしょうか。
めんどくさいなぁと思う時もあると思います、そんな時は服の上からでもいいのでさすってあげたり、お風呂で体を洗う時にちょっと意識してみてください。
そしてマッサージの後は、コップ一杯の常温のお水を飲んで老廃物が流れやすい状態を作りましょう。ぜひ普段の生活に自分でリンパを流す習慣をつくってみてくださいね!