アリュメール通信
電磁波が及ぼす人体への影響 [千葉・幕張店]
電磁波とは?
プラスとマイナスの電極が引き合ったり、反発し合ったりといった電気の力が働いている場所を「電界」といいます。
同じように、磁石のN極とS極が引き合いと反発といった磁気の力が働く場所を「磁界」といいます。
「電磁波」は、電界と磁界が影響し合いながら、空間を流れる波のことをいいます。
電磁波を発するもので私たちの身近にも、テレビ、パソコン、スマートフォン、電子レンジ、冷蔵庫、ホットカーペット、ストーブ、エアコンなどの電化製品があります。
本来、電気そのものは生体電流の元となる電気を供給してくれるものであり、現代社会において、なくてはならない存在です。
ですが、その電気の中に電磁波ノイズが発生することにより、人体に悪影響を及ぼす可能性があるのです。
家電製品をはじめ、身の回りのものが急激に電化されていく状況で、電磁波による人体への影響は年々心配されています。
電磁波過敏症とは?
身の回りにある微弱な電磁波を浴びただけでも、頭痛や吐き気を感じてしまう人々の症状をいいます。
これは、アメリカの医学者ウィリアム・レイ博士によっ て命名されました。
電磁波過敏症の患者の特徴
最初に目、皮膚、神経に症状 が現れます。そして次に呼吸困難や動悸、めまいや吐き気などの症状が現れてきます。
また、疲労感やうつを伴う頭痛や短期的な記憶喪失、手足のしびれやまひが起こってくる人もいます。
他にも、目が見にくい、痛い、うずく、皮膚が乾燥する、鼻づまり、鼻水、粘膜の乾燥、頭痛や記 憶喪失やうつ症状、異常な疲れ、集中力の欠如、呼吸困難、動悸などの症状が確認されています。
電磁波過敏症の認知が低い環境では、症状の酷似から、自律神経失調症、ノイローゼ、神経症、気分障害などと混同されることがあります。
ひとたび電磁過敏症を発症すると、電車に乗れなくなってしまったり、通常の都市環境では生活できず、転居を余儀なくされるケースもあるそうです。
症状が出たときは
電磁波過敏症は正式な診断名でないため、具体的な診療科はありません。
それでも、総務省の電磁界情報センターでは「心療内科」をすすめています。
しかし、今のところ特定の治療方法はなく、対症療法と経過観察が進められるそうです。
電磁波と上手に付き合う方法
①携帯電話・スマートフォンの通話時はイヤフォンを使うという説
電磁波の影響は距離の二乗に反比例します。耳から離せば離すほど、電磁波の影響が抑えられるそうで、ハンズフリーモードもオススメだそうです。
②子どもには携帯電話を使わせないほうが良いという説
「脳細胞への悪影響が考えられるので、10年20年後を考えて、使用を控えさせたほうが良い」と唱える研究者もいるようです。
③電気暖房器具の使用は控えるという説
電磁波対策のなされていない電気毛布やホットカーペットなどの使用を控えることも良いかもしれません。特に赤ん坊など小さい子どもへの影響は大きいと言う人もいます。
④パソコンはアースして使用するという説
デスクトップパソコン本体からは30~40センチ離れると、磁場の影響はほとんどなくなります。一方、電場の影響は強く受けますので、アースをすることがおすすめだそうです。
⑤予防グッズを使うという説
現在では、電磁波をなるべく受けないようにするための「予防グッズ」が多数開発されており、吸収シート、シールドマット、カーテン、エプロンなどがあるので積極的に試してみるのもいいかもしれません。
体に溜まった電気を放電しましょう
今、からだに溜まってしまっている電気を放電することから始めましょう。
自然と触れ合うというシンプルな方法があります。アーシング、グラウンディング(グランディング)などの言葉で、欧米では認知され始めている健康法で、大地(砂)の上に立つ、歩く、座る、寝転ぶ、そして、樹木に触れるなどの方法によって、電気を抜く(放電する、除電する)という方法だそうです。
雷が落ちることでもわかるように、地球自体が導電体であり、大地は常に0ボルトにあります。電気は常に電圧が高い方から低い方へと流れる性質があるため、その性質を利用するのです。
沢山お話ししましたが、まだ科学的には分かっていないことも多く、電磁波を恐れるストレス反応かも知れないという示唆も紹介されています。
詳しく知りたい方はWHOの文書をご覧ください。
↓↓↓
https://www.who.int/peh-emf/project/ehs_fs_296_japanese.pdf
外出自粛やリモートワークなどで、家にいる間スマホやパソコンを使う時間が増えたのではないでしょうか?目や体も疲れてしまいますし、できるだけ離れる時間を積極的に取りたいですね。
電磁波は、私たちが生活していく上で切ってもきれない関係ですが、体にかかる影響を少しでも減らせるように付き合っていきましょう。