アリュメール通信
すぐできる簡単ツボ押し! [千葉・幕張店]
みなさん、お家にいる時間が増えてあまり外出せず運動不足になっていたり、ついつい食べ過ぎてしまったりしていないでしょうか。
私はまさしくその状態です。。。
前とは違った生活に心身共にお疲れが溜まっているのではないでしょうか。
そんな方に、おうちで出来る簡単なツボ(経穴)押しについてご紹介したいと思います。
ツボ(経穴)と臓器はつながっているため、臓器が不調になれば、それに関連するツボも「押すと痛い」「色が変わる」「硬くなる」といったことが起こるそうです。
東洋医学では、この関係を利用して外からは見えない臓器の異変を診断したり、ツボに刺激を与えて筋肉の凝りや痛み、内臓の不調、疲労やストレス症状などを改善したりしています。
そこで今おすすめしたいツボ!
⚪︎湧泉(ゆうせん)
生命のエネルギーが湧いてくる場所です。
体力や気力を高めて体全体を元気にしてくれる万能のツボです。
足の指5本を内側にギューっと折り曲げると現れるくぼみが湧泉です。
⚪︎太衝(たいしょう)
ストレスからくる胃腸の不調に効くツボです。
血流や気の巡りも改善するので、凝りにも効果的です。足の甲、親指と人差し指の骨が交わる場所のくぼみにあります。
親指の腹を当てて、やさしく押します。
⚪︎労宮(ろうきゅう)
精神的な悩みを抱える人は覚えておきたいツボです。自律神経を整え、緊張を緩める働きがあります。
手を握ったとき、中指と薬指の間にあります。親指の腹を当てて、もんだりさすったりします。
⚪︎合谷(ごうこく)
大腸に働きかけるほか、ストレスを解消したり、自律神経を整えたりする効果も期待できるので、全身の健康維持に有効です。
手の親指と人差し指の骨が交わるあたり。人差し指側のくぼんでいるところ。反対側の手の親指と人差し指で、はさんでもみます。
⚪︎太陽(たいよう)
疲れ目、眼精疲労によくききます。
ツボの位置は、目尻から指2本分外側で、こめかみよりやや内側のくぼみにあります。
中指で左右同時に、心地よさを感じる程度の強さで押します。
※内臓にも働くので、満腹時と極度の空腹時、飲酒後の刺激は避けます。熱がある、けがをしている、場合も避けましょう。
ツボを押す時は、リラックスした状態で気持ちいいと感じる力で刺激することにより、効果を得ることが出来ます。
イライラした状態など落ち着いていない状況では、効果がかえってマイナスになる場合があります。
そうならないためには、マッサージをする前に入浴して血行促進しておいたり、足湯や手湯などで冷えや緊張をほぐしておくことが効果的になります。
セルフマッサージも継続していくことで効果が期待できます。毎日行うことで自分の体調の変化に気付けるようになります。
お家にいて時間がある時に、道具が無くても簡単にツボ押しは出来ます。
自分の指で押すので大丈夫ですが、より強さを求めるならペンの先などを使って押してみても良いです。(あまり強く押し過ぎてはいけませんが。)
毎日の足の裏の観察おすすめです!!
※ツボ押ししなくても、パソコンを操作したり、道具を持ったり.....。いつも丸まっている手を、ぎゅっとじゃんけんの「パー」の形で指を開き、少し力を入れて、反りぎみなくらいに伸ばします。手は脳と関連しているので、それだけでも頭や目がはっきりするのも感じられるはずです。