アリュメール通信
おすすめ食材かぼちゃ [千葉・幕張店]
カボチャはスーパーに売られている定番のお野菜ですが、旬はいつなのでしょう。
今からの時期だと、ハロウィンや冬至などでカボチャを見る機会がよくありますね。
日本で栽培されるカボチャは産地や種類によって様々ですが、
主に5月から9月ごろの夏〜秋の時期に収穫されます。
しかし、種類によっては収穫後すぐは甘味が少なく2〜3ヶ月経った秋から冬にかけて甘みと栄養が増して食べ頃になるそうです。
ですので、一般的なカボチャは収穫後約3ヶ月ほど貯蔵してから流通されるそうです。
そういうことから、夏から冬ごろまでがカボチャの旬といえるでしょう。
しかし、年中流通しているのは、他の時期には外国産を輸入しているからです。
外国産でも、日本向けに作られているそうで、
湿気の多い日本とは違い乾燥した気候で育つ為、
水分が少なく甘味が強いと言われています。
カボチャの効能
・体を温める
・生活習慣病予防
・肌荒れ対策
・風邪などの感染症予防
・動脈硬化予防
・胃痛や便秘の解消
・糖尿病予防
カボチャには、こんなにたくさんの効能があるのですね。
カボチャに含まれる美容と健康によい栄養素↓
⚪︎β-カロテン
皮膚や粘膜の健康維持
抗酸化作用
免疫力アップ
⚪︎ビタミンA、C、E
活性酸素による酸化から体を守る
⚪︎食物繊維
便通をよくしてくれる
食物繊維が多い事で噛む回数が増える
⚪︎カリウム
余分な塩分の排出
むくみ解消
高血圧予防
⚪︎ミネラル
肥満や生活習慣病に効果的
眼精疲労
鉄分摂取
(ビタミンCと合わさって鉄分の吸収効率アップ)
カボチャを食べるおすすめ調理法
⭐︎炒める、蒸す!
カボチャにたくさん入っているビタミンCは水溶性なので、茹でるとお湯の中に流れ出てしまいます。
⭐︎油を使う!
β-カロテンは脂溶性の性質があるので、
油と一緒に調理すれば吸収効率があがります。
⭐︎皮・種もできたら食べる!
β-カロテンや食物繊維は、じつは実よりも皮にたくさん含まれています。
煮物などにすれば、皮も柔らかくなるので、皮までぜひ食べてください。
⭐︎カボチャの種も栄養豊富!
動脈硬化の予防ができるリノール酸を含みます。
種は洗って、天日干ししてから煎るだけで食べられます。
市販でもおつまみやおやつ用の種があったりするのでおすすめです。
食べ合わせの工夫により、効果もアップ
⚪︎免疫力アップ、疲労回復なら、
カボチャ+タンパク質
(肉、卵、ヨーグルト)
⚪︎ストレスを和らげたいなら、
カボチャ+カルシウム(チーズ)
⚪︎せき、たんを抑えるなら、
カボチャ+昆布、はちみつ、栗、黒砂糖など
⚪︎カロテンの吸収アップ
カボチャ+アーモンド
⚪︎胃腸の強化
カボチャ+椎茸、えんどう豆、牛肉など
⚪︎糖尿病予防
カボチャ+豆乳
良いカボチャの選び方
実が詰まっていて、ずっしりと重みがあり、色が濃いもの。
完熟しているカボチャは、へたのまわりがくぼんでいます。
保存方法
・丸ごと→冷暗所
・切ったもの→わた、タネをとりラップをかけて冷蔵庫へ
・冷凍(生)→わた、タネをとり薄切りにして保存袋に入れ冷凍庫へ
・冷凍(ゆで)→温かいうちに小分けにし、ラップにつつみます。冷めたら保存袋にいれ冷凍庫へ
今からますます寒くなってくると、
免疫力が落ち、風邪をひきやすくなったりしますが、
カボチャには体を温める効果があったり、胃腸が荒れている時には細胞粘液を
正常に保ってくれる効果があります。
年中スーパーに並んでいるカボチャですが、これからの冬の時期には積極的に摂りたい、おすすめの食材のひとつです。