生きていくうえで必要不可欠である「呼吸」は、無意識のうちにできていますが
意識的に、リズムを変えたり回数を増やしたり止めたりもでき、自由に行えます。
それを生かして、普段行っている「呼吸」とは、また違った方法で行うだけで、体内の血液や肺、関節を動かし
体内からの運動が簡単に取り組めるのです。
筋肉を使ったり、スポーツを行うのももちろん、ヨガやストレッチでも行え、応用もききます。
少しだけ変えるだけで、無理な運動はせずとも、体の体内改善にも期待できる方法についてお伝えします。

まずは自律神経を整えましょう！

自律神経とは、呼吸の速度や回数と息の深さによって、脳に運ばれる酸素が減ってしまうと
いわゆるストレス感じ、緊張や不安感に陥り神経のバランスが崩れてしまいます。血流が悪くなることから引き起こす現象となります。
この自律神経ｗ整えることができれば、気持ちのリセットや爽快感、免疫力が上がる効果に期待ができます。
呼吸で整えることにより、「心」のケアと「体」のケアをコントロールする事も可能となります。

腸や肺の動きも助けることができる！

息を大きく吸うと肺が広がり、胸が大きく前へ出てきますよね？
こきゅうが浅い状態、無意識に行って言う時はあまり肺が動いていません。それが続くと肺の動きが弱くなり
急に走ったり、激しい運動を行ってしまうと、キリキリとわき腹や心臓が痛くなったりしてきます。
それを避けるためにまず、呼吸はゆっくりギリギリまで肺を膨らまし、ゆっくり長く息を吐くことが重要になります。
この、息を吐く時間を長くするというのが大きなポイントで、副交感神経への動きが高まり自律神経のバランスが整うのです。
まずはこの呼吸の方法を行ってみてください。
毎日続けていくことが何より大事です。朝の時間や寝る前に、自分のリラックスできるタイミングで行ってみましょう。

「腸活」にも効果あり！

ここ最近でよく耳にする腸活ですが、腸＋呼吸の組み合わせにより、お腹周りの筋肉や横隔膜の運動、さらにはあばら骨や細かい部分の関節の運動にも
繋がります。腸活で大事なのは摂取した食べ物の栄養素を、ぜん動運動により循環していく事です。
ぜん動運動が弱いと、便秘やお腹が張った感じ、便が溜まるなどの減少が起きて
いわば、生ごみが上手く輩出されずずっと溜まった状態になってしまいます。それだと、ガスが発生しどんどん腸内環境が乱れてきます。
深い呼吸を行うことにより、横隔膜が上下に動かすことができ腸が動き出し、刺激を与えることが可能となるのです。

呼吸は「鼻」から！

ここまでお話しをしてきて、呼吸がいかに体の改善に必要不可欠であることが、分かって頂けたと思います。
文章を読みながらでもかまいません。いざ、試してみましょう。
鼻呼吸がなぜいいのか、それは空気と一緒に一酸化窒素も体内に取り込むことができるからです。
一酸化窒素は、血液が酸素を取り込む量を増やしてくれる働きがあり、鼻から呼吸する方が多く酸素を体内に取り込むことができます。
血行促進や免疫力を上げることも期待できますので、呼吸を行う時は意識してみることをオススメします。

お金もかけず、手軽に試すことができる呼吸が、いかに大事な事なのかがお分かりいただけましたか？
この文章を読んで、そういえば自分の呼吸が浅いかもしれない。深呼吸を最近してないな。などと気づけたことから始まりますので
ゆっくり、自分のペースで自分と向き合い見つめなおしてみることで、新しい自分に出会えるかもしれません。
ステイホーム、職場の変化、家庭の変化などたくさんストレスがあると思います。
それを無理に拒絶せず、受け止めて、深呼吸をしてみましょう。
体の変化も、一つの楽しみとして生活に生かしてみてください！