今年も気温が上昇して、どんどん暑くなってくるこの季節で
一番多く悩まされる「熱中症」や「夏バテ」に、苦戦している方は多いのではないでしょうか？
こまめな水分補給や糖分摂取・・・もちろん食事もとても大事ですが
多くの方が、食欲をなくしてしまったり手軽なものに変えたり、麺類が特に多くなりがちですよね。
するっと手軽に食べることで楽な食材ではありますが、成分としてはエネルギー不足はもちろん
栄養も偏り、バランスも悪くなってしまいます。それらを、特に多く食べている方にこそ
そのちょいたしとして、レシピや調理に使えるオススメの食材をご紹介していければと思います！

まずは、ビタミンB１を豊富に含んだ食材を摂ろう！

この栄養素のはたらきは、主食で食べられることが多い「ご飯」や「パン」に含まれる糖質を分解し、エネルギーに変えることができます。
身体を元気にし体内に乳酸などの疲労物質が溜まるのを防いでくれる働きをします。
糖質は脳や神経系のエネルギー源でもあるので、摂取して精神安定をさせ、分解された分は疲労回復に繋がるのでとても効率がよい成分となります。
もちろんこれが不足してしまうと、疲労を感じやすくなりエネルギー不足により悪化してしまうと、手足の痺れや動機など食欲不振を起こしてしまう可能性があります。

ビタミンB１が含まれる食材

○豚肉
ヒレやももなどの赤身の部分には、脂肪分が少ないので気になる方は脂部分は取り除いたりするか、脂分の少ない箇所を選んだりと工夫しましょう。
ロースやばら肉には、血中コレステロールを増やす緩和脂肪酸が含まれます。
豚肉を調理するときは、しっかり熱を通すようにしましょう。
さらに、豚肉とニラを組み合わせることによりニラに含まれる硫化アリルという成分がビタミンB１の吸収を助けさらにスタミナアップが期待できます。

○うなぎ
ビタミンB１ももちろん、他にもビタミンAやビタミンB２を多く含んでいるので、皮膚や粘膜を正常に保ちそしてエネルギーを生み出す効果があります。
そして、魚類には主にDHAとEPAの成分が入っています。これには、動脈硬化や血栓を防ぎ、血圧を下げる効能やコレステロールを減らすという効果があるので
気になる方は、積極的に摂っていただくことをオススメいたします。
 

○にんにく
にんにくの独特な香りの成分は、アリシンといいこの成分も、糖質をエネルギーに変えビタミンB１の吸収を高める効果に期待できます。
調味料として加えるのももちろん、様々な使い方があると思いますが、加熱をしすぎてしまうと効果が無くなってしまうことがあるので
調理の際はお気をつけください。
調理のときは、豚肉と合わせることでより効率よく成分を摂取できますのでオススメです。

その他にも、オススメな食材！

○レモン・パイナップル・梅干し
これらに含まれる「クエン酸」には、ブドウ糖の年少を助けて体内の乳酸や疲労物質が溜まるの防ぐことや
マグネシウムやカルシウムなどのミネラルの吸収もしやすくなる効果があり、さらには血液をサラサラにする効果や
胃液の分泌・胃の活動促進で食欲のないときにも摂って頂きたい食材です。

○たんぱく質
血液や筋肉を作る主成分です。免疫力の向上にも期待できます。
肉や魚に多い動物性たんぱく質が優れているのでオススメしますが、脂肪分が多くもあるので
その点にも気をつけて摂取しましょう。
調理の時には、「焦げ」にも注意。あまり身体によくはないので、なるべく避けたほうがいいでしょう
たんぱく質を含む、大豆・チーズ・ヨーグルト・タマゴ・牛乳をしっかり摂るといいでしょう。

夏バテを感じてきたら、できるだけ早く安静にして栄養をしっかり摂るようにしましょう！
どんどん蓄積されていくと、疲れも取れにくくなりさらに悪化してしまうのは避けたいので
自分にあった対策を行いましょう！