梅雨の時期に入り、体の不調を感じやすくなったことはありませんか？
なんだかだるくて体が重い、頭が痛い、気分が下がる、むくみが気になる
様々なお悩みがでてきていないでしょうか？
今回は、気分が下がりがちな時ほど欲しいおこなっていただきたいマッサージやケアの方法についてお話ししていきます。

気圧の変化による頭痛？

そもそも気圧の変化とは、空気の圧力がいつもより強く感じ圧迫されます。
急激に変わる天気の変化により、気圧の力が強まり体の中と外で反発が起きてしまい体内の血管が膨張し膨れ上がります。
標高の高い山に登ると、密封された袋がパンパンに膨れますよね？あの現象が体でも起きてしますのです。
なので、膨れ上がった影響で血管が圧迫さえ血流が悪くなったり、神経の圧迫にもつながり
体の不調である、頭痛やめまいを引き起こしてしますのです。ひどいかたは耳鳴りがする方もいると思います。
そして特に、気圧の影響を受けやすい部分であるのが「耳」です。
耳は脳に対する影響が大きく、また、耳と関連する太い血管や神経が集まった個所が圧迫されてしまうと、体のバランスが乱れてしまいます。
神経には、普段リラックス状態で働く副交感神経と、何かに集中している時に働く交感神経があります。
この２つのバランスが崩れることにより、気圧という外部からの刺激で、体のコントロールがうまくいかなくなってしまうのです。
血管が膨張し膨らんでしまうことにより神経が圧迫されてしまい、その影響で体の中からの圧と外からの圧が押し合いストレスや、緊張感を感じることにつながります。

では、どうしたら改善できるのか？

先程お伝えしたように、一番気圧の影響を受けてしまう「耳」に注目してみましょう。
今では、マスク生活が通常になっていますがこの時にも耳への負担は大きく、いたわってあげたい部分になります。
耳の周りにはたくさんの神経があるので、あまり強めや痛みを感じるマッサージはオススメしません。
じんわりとゆっくりほぐしてあげるように優しくマッサージを行いましょう。

ポイント①

耳のふちを３方向に引っ張り、筋肉をほぐし血流を促しましょう。
①上に引っ張る
②横へ引っ張る
③下へ引っ張る

この流れで行うと、じんわりと耳周りの血流がよくなりじわっと血流が流れる感覚があるかもしれません。
さらには、音が聞こえやすくなったりするｋともあります。

ポイント②
肩首を温めることも試してみましょう。
耳と同じように首周りには、神経はもちろん大きな太い血管もあります。
脳にもつながる部分になるので、この部分も痛みを感じすぎないように、揉みすぎないように
マッサージをしてあげましょう。

温めたホットタオルを首周りに置き、ゆっくり首を回しましょう。
左右どちらも行ってください。

肩回りの筋肉も和らぎ、血行もよくなりスッキリするでしょう。
 

この方法は、頭痛やめまいの時以外にもデスクワークや肩こり、だるさにもピッタリなので
ぜひお試しください。

ポイント③

最後は、頭皮のマッサージです。
こちらのマッサージ方法は様々あるかと思いますが、よく円を描くように指先を使ってぐりぐり頭皮をマッサージする事があるのではないでしょうか
その方法も一つなのですが、さらに簡単な方法があります。
それは、「頭皮を引っ張る」これだけでもしっかりケアができます。
引っ張る力やどこから引っ張るのか難しいですが、ポイントとしては
少し皮膚が動くだけで大丈夫です。

おでこの方から、頭皮を引っ張るとおでこの皮膚が動きますよね？
おでこのシワが引っ張られて薄くなるように皮膚を動かすだけで、しっかり血液の循環は良くなります。

なので、できるだけ頭皮から近い部分の髪の毛を少し引っ張ってあげましょう。

今回紹介したのは、耳と首肩と頭皮のケアについてでした。
どれも同じポイントである、「力を入れすぎない」「痛みを感じない」という点が重要です。
自分が心地いいと思える力加減と場所を捉えていれば、しっかりケアできるので
お仕事の休憩中や、リラックスしたい時などにお試しください。