アリュメール通信
精油を用いて体の不調を改善しよう! [千葉・幕張店]
3月に入り、気温も徐々に高まり日によって気温差や季節の変わり目の時期に入り何かと身体の不調が出やすい時期です。
精油は疲労改善やリラックス効果、自律神経が乱れやすいこの時期におすすめのものです。
今回は精油の効果、使用方法についてお伝えしていきます。
♦アロマテラピーとは
アロマ(芳香)とテラピー(療法)を組み合わせた造語で、
植物の香りを用いて心身の癒しや美容、健康管理に役立てる自然治癒の一つで、
植物から抽出した香り成分である精油(エッセンシャルオイル)を使うものです。
精油(エッセンシャルオイル)の定義
精油とは植物の花、葉、果皮、心材、根、種子、樹皮などから抽出された香り成分(芳香物質)で、揮発性有機化合物の集合体のことです。
●鼻から吸収されるルート
香りを嗅ぐことで揮発した精油に含まれる芳香成分が鼻に入り、電気信号となって脳に伝わります。
芳香分子は電気的信号に変わって大脳辺縁系に届けられ、感情や欲求を支配しています。
視床下部は体温やホルモン、血圧、心臓、胃腸などの働きを調節する自律神経を支配している部分です。
脳の中枢とも言える部分に香りの情報が届き、
香りを嗅いでリラックスしたり、元気が出たり、幸福を感じたりする変化は精油の持つ芳香分子が脳に働きかけているからと言われています。
またホルモンバランスを整えたり、消化器系の不調を和らげる影響も期待できます。
精油の利用方法
●芳香浴法
精油の香りを拡散させて楽しむ方法
□精油を染み込ませて香らせる
精油:1〜2滴
ティッシュやコットン、ハンカチなどに精油を垂らして香らせたい所へ置く
□精油を垂らして香りを広げる
精油:1〜2滴
マグカップやボウル、洗面器なと熱湯を半分いれ精油を入れる。
●沐浴法
全身または身体の一部を精油の入った湯に浸ける方法
精油の効果に加え、入浴で温まることで相乗効果も期待できます。
○全身浴
精油:1〜5滴
精油をそのまま入れ、天然塩など混ぜて肩まで浸かれる程度にお湯を入れよく混ぜから入浴。
○半身浴
精油:1〜3滴
全身浴と同じく精油や天然塩など入れ、浅め(入浴した時にみぞおちまで浸かる程度)にお湯を入れてかき混ぜてから入浴する。
お湯の温度はぬるめで設定、全身浴と比べ心臓などへの負担も少なく長時間入ることができ、身体の芯まで温まります。
○部分浴法
精油:1〜3滴
熱めのお湯を入れた洗面器やたらいなどに精油を垂らし、手首や足首までつける方法です。
手の場合を手浴法、足の場合を足浴法といいます。
特に足浴法は全身の血行アップの効果が高いです。
○吸入法
吸入法とは、精油の香りを直接鼻や口から吸入することで呼吸器系の不調を和らげる方法です。
(蒸気と共に香りを吸入する方法)
精油:1〜3滴
カップやボウル、洗面器など半分のお湯を入れ、精油を垂らし目を閉じて蒸気と共に上がってくる香りを吸い込む方法、
鼻や口から深呼吸するようにゆっくりと吸い込みます。
○フェイシャルスチーム
洗面器にお湯をはり精油を垂らしかき混ぜる、蒸気を逃さないようにバスタオルを頭からかぶり目を閉じ蒸気を顔全体に当てゆっくり深呼吸する
精油成分を含んだ蒸気を顔に当て肌を潤わせて血行を促進させる方法です
同時に吸入法も行えて呼吸器系の不調にも◎
○トリートメント法
トリートメントオイルを皮膚に優しく塗り広げていく方法。
アロマトリートメントは精油の香りとトリートメントの相乗効果が期待でき、じりつしんけのバランスを整え、ストレスによる緊張を和らげ、リンパ液や血液の流れを良くし老廃物や余分な水分の排出を促してくれます。
アリュメールでもアロマトリートメントを受けることができます。
ブレンドされたオイルのなかからお好きな香りをお選び頂けます。
内容の詳細はこちら
クシナガラ全身マッサージ 60分(アロマテラピー) | アロママッサージ | アリュメール (allumer.jp)
精油の新しい選び方
商品名に「アロマオイル」など書かれているものは主に合成香料を使用しており100%天然成分の「精油」とは別の商品もあるので注意!
パッケージのラベルなど表紙を確認してみましょう!
●香りの試し方
①ティッシュペーパーなどに精油を1滴染み込ませる
②精油を垂らしたティッシュペーパーや試香紙などに鼻を近づけ空気中に拡散させてゆっくり嗅ぎます。
特に刺激が強い香りは粘膜を刺激する恐れがあるので近づけすぎないように気をつけましょう。
☆春のお勧めブレンド
○ローズマリー 2滴
○ブラックペッパー 2滴
○ラベンダー 2滴
※各、芳香浴の場合の数滴表記
★花粉が多い時期に
ティートリー+吸入法
マスク1滴垂らし、喉まで爽やか
またその他おすすめの精油
・芳香浴法
ユーカリ、ペーパーミント、ラベンダー、レモン
★季節の変わり目で、気温や環境の変化が多い時期、緊張した身体にアプローチ
クラリセージ+湿布法(温)
気になる部分を温める
その他
・芳香浴法
スイートマジョラム、ラベンダー、ゼラニウム、ローマンカモミール、ジュニパーベリー
○良質な睡眠をとるためのポイント
また自律神経を整えるには良質な睡眠が大切と言われています。
入浴によって身体の深部の深部体温が高くなると、そこから体温が下がっていくと共に眠りにつきやすくなります。
深部体温を上げる為にも38-40℃程度のお湯で20分ほど入浴や(手浴、足浴)かおすすめです。
ぜひ普段の生活の中で精油を取り入れて身体の不調を解消していきましょう!