アリュメール通信
腸内環境を整えて身体の内からキレイになろう!腸のしくみやはたらきについて [大阪・淀屋橋店]
腸活が健康に良いとよく耳にするほど腸は長年健康や美容面において注目されています。
便秘の方はもちろん、腸もみが体に良いと聞いてご来店される方も多くいらっしゃいます。
では、どうして腸がそんなに重要なのか、
腸のしくみやはたらきと体に与える嬉しいメリットについてお伝えしたいと思います。
~腸のしくみとはたらき~
腸には大きく分けて小腸と大腸があります。
【小腸】
小腸は、十二指腸・空腸・回腸からなります。
胃から送られてきたかゆ状になった食べ物から栄養分と水分の約80%を消化・吸収します。
消化分を吸収しやすいように分解し、腸壁にある絨毛(じゅうもう)から栄養素を吸収し、血管を通じて肝臓へ送ります。
そして吸収されなかった残りの消化物は、大腸へと運ばれます。
【大腸】
小腸から続く消化管。
大腸には、盲腸・上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸・直腸があり、小腸を取り囲むように配置されています。
大腸の中には、約100兆個の腸内細菌が存在していると言われています。
消化物の残りを腸内細菌によって発酵し、水素ガスやメタンガスを発生させ、水分や塩分を吸収しながら便を生成します。
そして、直腸まで便が送られると便意をもよおし、便を排泄します。
この腸のはたらきは、自律神経によって機能しています。
~腸と自律神経の関係~
腸は独自の神経ネットワークを持っており、脳からの指令がなくても単独で活動できます。
また、腸は脳とお互いに密接に影響を及ぼし合っており、「脳腸相関」とも言われています。
例えば、緊張などのストレスを感じたらお腹が痛くなり、便意をもよおすことがあります。
これは脳が自律神経を介して腸にストレスの刺激を伝えるからです。
☆自律神経とは、呼吸、血液循環、消化などを無意識のうちに調整している神経です。
自律神経は以下の2つがあります。
*交感神経:活動・緊張させる働き
*副交感神経:休息・リラックスさせる働き
腸のはたらきは、自律神経によってコントロールされていますが、自律神経のバランスが乱れると腸がけいれんを起こして排便のリズムを崩します。そして、腹痛・下痢・便秘といった過敏性腸症候群の症状が出やすくなります。
自律神経のバランスを乱す主な原因は、緊張や不安などのストレスと言われています。
なので、きちんと休息しリラックスした時間をつくるなどのストレス対策を行うことが腸内環境を整えることに繋がります。
~腸と免疫の関係~
免疫は、血液中やリンパ液中の免疫細胞によって担われている「全身免疫」と腸で行われている免疫「腸管免疫」があり、免疫細胞全体の約7割(小腸に5割大腸に2割)が腸に集中していると言われています。
特に小腸の腸壁やその粘膜下には「パイエル板」という独特な免疫器官があり、病原体の侵入を防いだり、体の抗体をつくる働きをしています。
このように、腸は多くの機能を持ち、健康を保つのに重要な働きをしています。
~腸内環境が整うメリット~
◎きれいな血をつくる
小腸で吸収された栄養で血液が作られ全身を循環します。腸が健康でいることで身体を巡る血がきれいになると言われています。
◎免疫力のサポート
免疫細胞の大半は腸でつくられます。
年齢とともに免疫力は下降していきます。
腸内の免疫細胞が活発になると、免疫ケアに役立つと言われています。
◎気持ちを安定させる
セロトニンは、神経伝達物質の一種で、心身をリラックスさせてストレスを軽減させる効果があると言われているので、「幸せホルモン」と呼ばれています。セロトニンのほとんどは腸内でつくられます。腸内環境が良くなることで多く分泌され、心と身体に元気を与えてくれます。
◎きれいな素肌を保つ
腸壁は年齢に関係なく数日で生まれ変わります。腸内環境を整えることで、腸壁のターンオーバーがより活発になります。
栄養吸収がスムーズに行われ、血液として全身に巡り自然な血色を帯びたきれいな肌をつくることへと繋がります。
アリュメールの腸セラピーでは、服の上から腸をもみほぐすことで腸やまわりの筋肉を緩め、お通じを促して代謝を高めます。
緊張していた腸が少しずつほぐれていくのでリラックス効果もあります♪
日々のストレスや身体の不調でお悩みの方は、ぜひ一度お試しくださいませ!