ふと感じた香りでイライラや沈んだ気持ちが晴れたという経験はありませんか。

香りは脳の「考える」部分を通さず、「感じる」部分に一瞬で伝わります。

そしてそこから視床下部という体の生理機能をコントロールする部分へ伝わり、
自律神経、免疫系、ホルモン系の働きのバランスをとることで心身への影響を与えると言われています。

過剰なストレスのかかった脳の働きはバランスを崩し、脳の理性を司る部分と本能を感じる脳の間での情報伝達が上手く行われなくなります。
これが「脳の疲労」です。

香りは本能を感じる脳に直接働きかけることで、脳に癒しを与えることが出来ます。

おすすめのアロマ⛄️

クラリセージ
心を鎮め、幸福感を呼び起こしてくれる香り。

女性バランスの調整をとる働きと、心身の緊張を緩める働きがある為、

ブルーな日や女性に起こるPMSと呼ばれる月経前症候群や、生理不順、などに効果があります。

クラリセージに含まれる成分に、女性ホルモンの一つの「エストロゲン」に

よく似た「スクラレオール」と呼ばれる成分が含まれているからです。

※子宮の強壮剤としての作用が強いので、月経過多や多量月経の方、また妊娠初期から中期の方は

使用を避けましょう。

~おすすめ使用方法~

オイリー肌に効果的なクラリセージなので、

100ｍｌの化粧水に対し2滴程度精油を混ぜて使ってみてください。

ボトルに入れて振ることでよく混ざり合います。

マンダリン

爽やかさと甘さを併せ持ち、気分をリフレッシュさせてくれる香り。

不安を緩和し、気持ちを明るく元気づけてくれます。

考えすぎて頭がいっぱいになり寝つきが悪い時などに使用すると疲労を和らげ

安眠効果が期待できます。

柑橘系の香りのなかでもより甘く繊細な香りを放ちます。

※一般的に光毒性があるとされる柑橘系精油ですが、マンダリン精油には実際のところ

光毒性というレベルの作用はありません。しかし、光毒性が極めて低いとはいえ

使用したあとは直射日光に当たらないようにしてください。

~おすすめ使用方法~

少しぬるめの38度前後のお湯に、天然の塩やキャリアオイルに混ぜた精油（5滴以下）

を入れ、ゆっくりと時間をかけて浸かりましょう。

精油の持つ有効作用に加え、血行が促進されじんわりと温まります。

ストレスを感じた日には香りを意識して生活すると、ちょっぴり気持ちが軽くなるかもしれません。

心とカラダのケアに香りを取り入れてみる事をオススメ致します(・ω・)