アリュメール通信
クエン酸が体に与える効果とは [大阪・淀屋橋店]
私たちは日頃からクエン酸を梅干しや柑橘類などの食品から摂取していますよね。
食品だけでなく、掃除の場でも活躍するほどの万能なクエン酸。
今回はクエン酸が身体にどのような効果があるのか調べてみました。
まず、クエン酸はレモンなどの柑橘類や梅干し、酢などに含まれる酸味成分のこと。
クエン酸は、私たちが口から摂取するだけでなく、実は体内の細胞の中で絶えずつくられており、エネルギー生成に重要な働きをしています。
〜クエン酸が体内で作られる過程〜
私たちが摂取する栄養素が体内へ取り込まれると、様々な過程を経て分解され、活性酢酸という酸になります。
これと体内に存在するオキサロ酢酸という酸が結合するとクエン酸になります。
このクエン酸は、この後、8種類の酸に変化し再びクエン酸に戻るというサイクルを行います。
この循環を「クエン酸サイクル」と言い、エネルギーを作りだす回路と言われています。また、二酸化炭素と水(尿、汗)を排出する働きもあります。
このサイクルが乱れてしまうと身体に不調が生じ、疲労物質がどんどん溜まっていきます。
クエン酸はこのサイクルに欠かせない重要な成分なのです。
クエン酸サイクルがスムーズに働いていると以下の効果があると言われています。
〜クエン酸の効果〜
●美肌
クエン酸により身体の細胞が活発になり、ターンオーバーを正常にする働きがあります。
※ターンオーバー:美肌サイクル
●食欲増進
クエン酸の酸っぱさには、胃液の分泌や胃の活動促進作用があり、食欲を増進させる働きがあります。
●ミネラルの吸収を高める
カルシウム、鉄、マグネシウムなどの金属ミネラルは、単独では腸からの吸収が悪いのですが、クエン酸と一緒に摂ると小腸からの吸収が高まります。
●整腸作用
クエン酸などの有機酸が腸を刺激し、ぜん動運動を活発にし、排便をスムーズにすることで体の解毒機能を高める効果が期待できます。
●疲労回復
クエン酸に含まれる抗酸化作用により、細胞が活性され、老廃物を排出する動きが良くなります。
〜クエン酸の効率的な摂取法〜
・一度に多量を摂っても時間の経過とともに体内から出ていくので、朝昼夕と少量でこまめに摂るのがおすすめ。
・ビタミンB群と一緒に摂ると相乗効果が期待できる。
豚肉、納豆、卵、牛乳、バナナなど
・梅干し+いか
たんぱく質にはストレスを緩和する働きがあり、梅干しに組み合わせれば、肉体疲労だけでなく、精神的な疲れの緩和にもつながります。
【豆知識】
梅の実は昔から「三毒を絶つ」と言われています。
三毒とは、「食べ物の毒素」、「血の毒」、「水の毒」です。
梅肉に含まれる有機酸などの成分による抗菌作用や、肝機能を高めることによって肝臓の解毒作用を助ける作用、血液や体液が酸性に傾くのを防ぐ作用などを意味していると言われているそうです。
・柑橘系+牛乳
カルシウム不足でストレスが発生しやすくなり、ビタミンCも消費されやすくなるので、この組み合わせはストレス緩和につながります。
最近不調だなと思っている方は、ぜひクエン酸を摂ってみてはいかがでしょうか。
疲労、ストレスを解消できる身体に変えていきましょう!
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