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ツボを意識して体の調子を整えよう [大阪・淀屋橋店]

日常の中で体の凝りや疲れを感じた時に肩をさすって押したり、目が疲れると目の横を押したりと自身で疲れている部分を自然と触ったりすることはありませんか?

 

この自然に行なっているのがツボ療法です。

 

ツボを刺激することによって体の不調や心のバランスを整えてくれるので、体が本来持っている自然治癒力を高めて、健康な状態にします。

 

 

◎ツボ療法とはどんなものか?

 

ツボ押しは、古代中国で生み出された療法です。

人の体には、エネルギーと言われている"気"が巡っており、体全身に巡っている気の通り道を「経絡」と言います。

 

"気"のつくものの例

◉気候、大気、気象、磁気、電気

→天地間に起きる自然現象

◉気運、気品、気配、景気

→ようす

◉気力、気分、活気、勇気、気もち

→心のはたらき

 

 

経絡上には、約361個のツボがあると言われており、気の出入り口とされています。

 

生活習慣の乱れやストレスが起きると、気の流れが滞り、ツボに痛みが出たりと不調や病気の原因になると言われています。

 

ツボを集中的に刺激することによってすぐに症状が改善するという訳ではないですが、続けていくことで気の流れを整え、未病の状態からケアしていくことが大切です。

 

◎ツボの捉え方

ツボには体の負担が集まっています。

捉え方としては、筋肉と筋肉のひずみに痛みが出やすくツボが点在しています。

ご自身ではツボの場所が分かりにくいということもあると思いますが、2〜3指で大まかな部分を押さえて、痛みのあるポイントを探していくと分かりやすいです。

疲れた筋肉のひずみにあるツボを刺激して、筋肉の緊張をやわらげて、血行を良くしていきましょう。

 

 

◎マッサージのポイント

*部屋はリラックスできる環境を整える

*なるべくゆったりとした服装で行う

*マッサージ前後にコップ一杯の白湯を飲む

*お風呂上がり、就寝前が効果的

*1週間に3〜4回のペースで続ける

 

※妊娠中、生理中、熱や炎症がある時は控えましょう。

上記以外でツボ押しで気分が悪くなったりした場合は、すぐにやめて様子をみましょう。

 

では実際に体の不調に合わせたツボを紹介していきます。

 

〜不調別のツボ〜

 

●首と肩こり

・肩井(けんせい)

首の付け根と肩先の中間、バストトップの延長線上にある。

凝り固まったら盛り肩になる場所。

 

 

・肩外兪(けんがいゆ)

背中側。肩甲骨内側の一番上側の骨際のくぼみ。

 

 

●目の疲れ

・晴明(せいめい)

目頭の先端からやや上。

押すと鈍い痛みを感じるところ。

 

 

・翳明(えいめい)

耳たぶの後ろの生え際から指一本分下がったところ。

※首筋はとてもデリケートなので、力は弱めで行う。

 

 

●腕の疲れ

・曲池(きょくち)

ひじを曲げた時にできる横じわの外側にあるくぼみ。

 

・手三里(てさんり)

曲池より、指三本分手首側に下がったところ。

滞っていると、結構痛みがあります。

 

●胃腸を整える

・上かん(じょうかん)

みぞおちから指四本分へそ寄りのところ。

みぞおちとへそを結んだ線上にある。

 

・足三里(あしさんり)

足の外側。ひざを立てて、お皿の下にできるくぼみから指四本分足首側へ下がったところ。

 

●全身疲労

・陽谿(ようけい)

手の甲側。親指をそらした時にできる、親指と手首の間にできるくぼみ。

 

・湧泉(ゆうせん)

足の裏側。土踏まずの中心で、足の指を曲げた時に一番くぼんでいるところ。

 

●足の疲れ

・承山(しょうざん)

足のふくらはぎ側。つま先を伸ばした時にふくらはぎが盛り上がり、筋肉が人の字形に分かれるくぼみ。

 

・地機(ちき)

足の内側。内くるぶしから骨沿いに指十本分ひざ寄りに上がったところ。

 

・足三里(あしさんり)

 

●イライラ

・泉中(せんちゅう)

足の裏側。足の指を曲げた時に一番くぼむところから、指一本分かかと寄りに下がったところ。

 

・膻中(だんちゅう)

胸骨の中央。

 

 

●めまい、立ちくらみ

・風府(ふうふ)

後頭部。首の中央、後ろの髪の生え際から指一本分頭側に入ったところ。

 

・聴宮(ちょうきゅう)

耳の前にある小さな突起の前のくぼんだところ。

 

・神門(しんもん)

手のひら側。手首の付け根にある横じわの小指側の端。少しくぼんだところ。

 

 

ツボの刺激は、一箇所につき最低5秒間で行いましょう。

場所によってはとても痛い部分があるので、無理せず加減をしながら行ってください。

押すだけでなく、くるくる指の腹でマッサージしても大丈夫です。

 

その際に呼吸を意識すると、よりトリガーポイントが緩みやすくなり、血行も良くなります。

ツボを押さえておくと、ちょっとした空き時間にも手軽にできるので、ぜひ覚えてみてはいかがでしょうか。

 

自身の体と向き合い、気の滞りを開通して体のバランスを整えていきましょう!

 

*アリュメールの足ツボコースはこちら

 

投稿者:森村(大阪・淀屋橋店)| 投稿日:2021-10-18

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